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フェロモンにはリリーサーフェロモンとプライマーフェロモンがあります。
リリーサーフェロモンは同種の他個体に直接的に影響し特異な行動を引き起こすものでさらに4つに分類されます。
性フェロモン
成熟して交尾が可能なことを他の個体に知らせる。また、それを追って異性を探し当てるのに使われる
道標フェロモン
餌の在り処など、目的地から巣までの道のりにフェロモンを残し、その後を他の個体に辿らせる
集合フェロモン
交尾や越冬などのために仲間の集合を促す
警報フェロモン
外敵の存在を仲間の個体に知らせる
プライマーフェロモンは同種の他個体の生理過程に影響し、間接的に個体の発達などに効果を与えるもので、蜂が女王蜂を認知する昆虫の階級の認知などにかかわっているといわれています |
フェロモン=何らかの香り想像する方が多いかも知れませんが、実は基本的にはフェロモンは匂いはありません。というよりニオイとして感じられないのです。
哺乳類のニオイに関わる神経系は二つあることは明らかになっています。
ひとつは、良く知られている嗅覚系、嗅覚器内の嗅細胞にはじまり脳の中で主嗅球をへて梨状葉、扁桃体など大脳辺縁系に広く投射し、最終的にその情報は大脳皮質に到達します。
もう一つは、鋤鼻系(ジョビ系)です。鋤鼻器内のフェロモン受容細胞である鋤鼻細胞から、副嗅球を経て、扁桃体の内側部に至り、最後は視床下部に到達する神経路です。
現在の研究では、ヒトのフェロモン受容は、鋤鼻(じょび)細胞・器官、もしくは嗅(きゅう)上皮、で感知すると考えられています。
最近まではフェロモンは鋤鼻(じょび)器、で感知するとされてきましたが、2000年にヒトフェロモン受容体の遺伝子が同定され、存在部位を調べた結果、嗅覚器内にフェロモン受容体の遺伝子の発現が示され、は嗅(きゅう)上皮でフェロモンを感知している可能性が出てきました。 |
ヒトとフェロモンの関係は結論から言えば、
人間にもフェロモンがあることは間違いないと思われるが、フェロモン情報がどのような経路で受容され脳に作用しているかなどは明らかになっていないというのが現状です。
ヒトフェロモン存在は1971年の論文の寄宿舎効果(ドミトリー効果)などでもわかっています。
寄宿舎効果とは、女性なら経験がある方もいると思いますが、寮などで女性が共同生活をしていると、いつのまにか生理周期が同じになってくる現象のことです。
その後、1998年に、女性の腋からの分泌物を別の女性にかがせると月経周期に影響を及ぼすことを明らかにしました。
これは女性の生理周期に同性・異性の性フェロモンが関与していることが明らかにされています。 |
男性のフェロモン物質を散布した椅子に好んですわる頻度を計測した結果、女性では増加をしめし、男性では逆に減少したという報告があります。また、鼻腔にフェロモン物質を散布すると内分泌バランスなどに影響を与えるという報告もあります。
海外のメディアでもABCニュースがフェロモンが本当に効くかどうかを確かめる独自の実験をおこないました。よく似た双子を選び、一人にはフェロモンオイルをつけ、もう一人にはヘイゼルナッツオイルをつけ、彼女たちをバーに連れて行き、夜の間、バーの誰にも双子であるとわからないようにいれかえさせてその反応を見ました。その結果、なんとフェロモンを身につけた彼女には30人の男が声をかけ、そうでないほうにはわずか11人の男性しか声をかけないという結果になったのです。フェロモンを使えばその成功率はなんと3倍にもなったのです。
『たけしの万物創世記』や『特命リサーチ200X』でもフェロモン=アンドロスタノール誘導体(アンドロステノール、アンドロステノンとも呼ばれる)と紹介し、その絶大な効果を実証していました。 |
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